第10回 シナリオを公開するまでの流れを知ろう


オープニングトーク

ツカバーク「まず一言だけ。コラム開始から完結まで約7年近くかかってすみませんでしたッ!」

ジェナス「謝罪するのはいいが、後で号泣したりしないだろうな?」

ツカバーク「……あの号泣会見を再現しろと? 文字だけじゃ伝わりにくいし、二番煎じになりかねないからなぁ。」

ジェナス「わかってるんなら良いが、前回の更新から約4年も経ってることも含んでの謝罪だった訳だな。」

ツカバーク「まあ某氏の創作論も完結までに約5年かかっているから、どっこいどっこいだけども。」

ジェナス「という訳で、こんな進行役とグダグダなやり取りをしていたこのSRCコラムも、今回をもって最終回となる。」

ツカバーク「既に無料コンテンツとして終わり感の漂うSRC業界ではありますが、どうぞ最後までご覧いただければ幸いです。」

ジェナス「今回はいつもの挨拶的なやり取りはやらないんだな。」

ツカバーク「最終回だからねぇ。ぶっちゃけ、もういい加減終わらせたいという気持ちもあるし。
それにしてもジェナス君、すっかりツッコミポシションが板についてきたね。」

ジェナス「そう仕向けたのはあんただろ。」

ツカバーク「ごもっとも。ではSRCコラム最終回……スタートです!」


シナリオ公開前にやっておくべきこと

ジェナス「前回は実際にシナリオを作ることを学んだ訳だが、今回はいよいよシナリオを公開するまでの流れか。」

ツカバーク「さっそく公開までの流れを説明……といきたい所ですが、まずやらねばならない事をいくつか挙げていこうかと思います。」

ジェナス「まずは実際に完成したシナリオをSRCで起動させて、データやイベントファイルに不備が無いかどうかをチェックする。
所謂テストプレイだが、事前にプレイすることで普通に動くシナリオかどうかを知ることが出来る重要な作業だ。」

ツカバーク「エラーの大半は書式ミスによるもので、自分では完璧と思っていてもうっかり見落としていることが多いです。
自分にも経験がありますが、テストプレイをしたにも関わらずミスを見落としていたことも多々ありました。」

ジェナス「まあ市販のゲーム作品でも致命的なバグが残っているケースも多いからな。」

ツカバーク「正常に動作することを確認したら、次にシナリオへ添付するReadme.txtを作成します。
配布されているシナリオによってファイル名が異なる場合がありますが、大抵の場合Readme.txtとなっているのが殆どです。」

ジェナス「メモ帳などのアプリケーションやエディタで、公開するシナリオの内容や参戦作品、使用した素材などを記載してReadme.txtで保存する。
1つのテキストファイルに纏めても構わないし、必要に応じて複数に分けても問題はない。」

ツカバーク「Readme.txtなどの添付ファイルに不備がなければ、シナリオは完成となるので、
ウィルスチェックや余分なファイルが無いことを確認したら.lzhか.zip形式で圧縮します。
昔は.lzh形式が一般的でしたが、最近では.zip形式となっていることが多いです。」

ジェナス「また、ファイルの圧縮・解凍に便利なソフトが窓の社等のサイトで配布されている。
使用するパソコンのOSに対応した物をダウンロードして使うといい。」

ツカバーク「補足として、シナリオのテストプレイ前にReadme.txt等の添付ファイルは先に用意しても問題はありません。
順番は自由ですが、不備が無いかどうかの確認は怠らないようにしましょう。」


シナリオ公開までの流れ

ジェナス「最後にいよいよ作ったシナリオを公開するまでの手順をピックアップしていこう。」

ツカバーク「まず必要なのはシナリオを公開する為のホームページ作り。
折角シナリオを作っても、ページ自体が無ければダウンロードできないし、GSCのシナリオリンクにDLページへのリンク先を定義する必要があるからです。」

ジェナス「ホームページの作り方は関連の書物やネット等で調べれば大体の事はわかるから、ページ作りに困った時は参考にするといい。」

ツカバーク「作ったホームページをネットで公開する為には、ファイルをアップロードするためのHPスペースが必要になります。
代表的なレンタルサーバーはYahoo!のジオシティーズで、無料でも最大100MBまでアップロードできるのでオススメです。
ちなみに作者の場合は忍者ツールズを使っていますが、最終的に自分に合ったものを選ぶのがベストでしょう。」

ジェナス「ページや関連ファイルのアップロードが済んだら、次にGSC公式のシナリオリンクへ行きメニューにある「新規登録」をクリック、
シナリオの説明文などを入力した後は「登録する」をクリックすれば登録完了となる。
またプレビューにチェックが入っていると登録内容一覧が表示されるので、内容を修正するには「登録画面に戻る」をクリック、
問題が無い場合は「登録する」をクリックすればOKだ。」

ツカバーク「なお、コラム公開時点では「登録する」を押したときにエラーが表示されてしまいますが、登録自体はされているので問題ありません。
ここまでがシナリオ公開までの大まかな流れになります。」

ジェナス「シナリオを登録する前に、GSC公式wikiのシナリオ総合規約をよく読んでおくといい。
現実でもそうだが、モラルを守ってこそコンテンツというのは成り立つんだからな。」

ツカバーク「少し触れましたが、現時点ではGSC公式のサイトは不安定な状況なので、改善されるのは一体いつになるのか自分には正直わかりません。
そのため、実際のシナリオ登録の流れが異なる部分がある事を付け加えておきます。予めご了承ください。」


エンディングトーク

ツカバーク「ツカバークがお届けしたSRCコラム最終回、いよいよお別れの時間となりました。」

ジェナス「結局最後まで意見感想が来なかった辺り、全然注目されてなかったことが浮き彫りになったな。」

ツカバーク「このエンディングトークも今回で見納めだと思うと、何だか感慨深くなります。」

ジェナス「説明不足な所も多々見受けられたと思うが、こんなコラムがあった事を心の隅にでも留めておいてくれれば幸いだ。」

ツカバーク「お相手は、SRCコラム進行役のツカバークと。」

ジェナス「SRCコラム進行補佐役のジェナス=ジェイフォードでした。」

ツカバーク「ツカバークのSRCコラム……これにて終幕ッ!」

ジェナス「最後までよく分からないノリだったが、こんな終わり方で本当に良かったのか?」

ツカバーク「まあ、終わりよければすべてよしって事で。」

ジェナス「やれやれ……。」



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